藤井聡太竜王5冠に魅せられた将棋
神に選ばれし少年「藤井聡太」
私は藤井聡太竜王5冠のにわかファンです。 小学校時代に将棋を指したぐらいでそれ以降全く将棋の駒には触れてこない人生を送っていました。
でも藤井聡太竜王5冠の将棋を見ていたら、もう大興奮の毎日です。 最近はAIによる事前の次の一手が示されることにより、将棋がろくに指せない私でもわかるのがいいですね。
また現在の状況、どちらの指し手が有利なのかどうかも盤面を見ただけでは全くわかりませんが、 それでも「あ~今藤井君が有利なのか」とか「げっ、今押されてるじゃん」とか、素人丸出しで実況中継を見ています。
特にたまに藤井君が負けると、その日はとっても憂鬱な気分になります。 それこそ応援しているサッカーチームが負けるとか、好きな球団が負けた時の気持ちと全く同じですね。笑
奥深い将棋の世界
藤井聡太竜王5冠が中学生棋士として世の中に登場して、様々な記録を打ち立てました。 どれもそのほとんどが「最年少」という称号がつくものばかりです。
将棋ってこんなに熱くなれるものなかと改めてその奥深さを知ることになりました。 「伝説の一手」とか「神の一手」とかネットでは大騒ぎですよね。私もそんな手を興奮して見ています。
そこから将棋の世界をより知ることが出来ました。
知ってましたか?
将棋のプロになるのってかなりの難関をくぐり抜けた、本当に将棋の精鋭たちしかなれないってこと。
奨励会(プロの養成機関ですね)に入って、段位を上げていき、4段に昇段してはじめて将棋のプロとなれるらしいです。
4段に上がる平均年齢が22歳と2ヶ月だそうです。
それこそ10代で4段に上がるだけでも快挙といえるでしょう。
藤井聡太竜王5冠の場合は、史上最年少の14歳2ヶ月です。 これだけでも飛び抜けた才能があることがよくわかります。
私が興奮した一手
「私が興奮した一手」は、なんといっても 竜王戦の2組ランキング戦決勝での藤井聡太二冠(当時)と松尾歩八段の対局です。 ここで本当に伝説の「4一銀」が生まれた瞬間でした。 この対局はAMEBAで生中継をしていましたので、じっくり見ることができました。
当時この手が打たれた時の他のプロ棋士の反応がすごかったですね。
「これ人間が指しちゃいかんだろ」とか
「人間の指せる手じゃない」とか
「この瞬間を見れて幸せだ」とか
プロの棋士から見ても凄い手と言わざる負えない手だということなんでしょうね。
素人の私にもなんとなくすごい手なんだろうなって思っちゃいますが、それでも解説のプロ棋士同士が驚いた様子で「こんな手を指せる相手にどうやって勝てばいいのかわからない」と言っていたのが印象的でした。
藤井聡太の私が一番好きなとこ
実は、私が藤井聡太竜王5冠に一番惹かれた部分は、伝説の一手とかそんなところではありません。
それは、将棋の開始の合図とともにする「礼」、そして終局時の「礼」にあります。
魂を込めて深々とする「礼」をしている、そう映る藤井聡太の「礼」は日本古来の武道にも通じる礼だと思います。
心の中で「ありがとうございました」とちゃんと伝わるいい「礼」だと思います。 また負けた時もプロらしく「負けました。」とキチンと頭を深々と下げる藤井聡太。 もう小さい頃の「泣き虫聡太」はいませんね。
見ていて本当に気持ちのいい「礼」ですね。
私自身10年ほど剣道をやっていましたので、「礼」の大切さはわかるつもりです。
「礼」に始まり、「礼」に終わる。
そんな礼儀をわきまえた日本人としての佇まいが藤井聡太の「礼」にはあると感じます。
分かる人にはわかるんじゃないでしょうか?
この藤井聡太の礼が私は大好きです。
神はどうしてこの少年を選んだのか?
藤井聡太竜王5冠は幼いころからその才能を開花させていました。 やっぱりすごい人間は普通の人とは違う何かがあると思わせられます。 努力だけではどうしても超えられない壁っていうのもあるでしょう。
努力+才能の掛け合わさり、さらに本心からの「将棋が好き」という本質があるからこそ、少年は将棋界の「序列第一位」になれたのでしょう。
将棋は今はオンラインでも盛んに対戦が行われています。 でも私みたいな素人では、まだまだとてもそんな場所に参加するのはおこがましいと思って、遂に藤井聡太が主人公のゲームを買っちゃいました。笑 初心者レベルから徐々にですが、レベルアップすることができるこのゲームは今は私の暇つぶしにちょうどいいものになっています。 これで腕を上げてオンラインゲームにも参加しようと目論んでいます。
頭の体操にもなるし、何より奥深い将棋の世界を少しでも知ることが出来るのはいいですね。 今年はどんな活躍を見せてくれるのか、本当に楽しみにしています。
藤井聡太竜王5冠は、きっと「夢の8冠」目指して突っ走ってくれるでしょう!
藤井聡太の将棋トレーニング